<Statement>
漆は、古来日本の生活に深く根ざし、何世代にもわたって受け継がれてきた素材です。
漆の奥行きある艶やかな輝き、そして幾重にも塗り重ねられた層が生み出す表情の変化は、自然と人間の営みの調和を象徴しています。
またその特性は、時間とともに深みを増します。
江藤氏は作品制作にあたり伝統技法を尊重しながらも、現代の感覚や空間に馴染む
新たな表現を探求しています。
彼の制作において重要なのは、「手の痕跡」と「時間の積層」です。
一つひとつの作品には、自身の手仕事の軌跡が刻まれ、漆のもつ有機的な美しさと共鳴します。
見る者とって作品が単なる工芸品ではなく、心を通わせる存在となることを願いつつ
漆の可能性を追求しながら、伝統と革新が共存する新たな表現を生み出すこと。
それが江藤氏の創作の核心です。
<Biography>
1982.11.12 生まれ
2001年 兵庫県龍野実業高校デザイン科 卒業
2012年 香川漆芸研究所 研究院 入所
2013年 香川漆芸研究所 研究院 卒業
父江藤國雄(日本工芸会研究会員、兵庫県工芸作家協会会員 理事)に師事
2014年 日本伝統工芸近畿展「新人奨励賞」 兵庫工芸展・公募の部「大賞」
姫路市「名古山仏舎利塔」の修復に携わる
2015年 播磨工芸ビエンナーレ「播磨工芸会賞」
2016年 第34回黒川録郎賞
2018年 LEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018 兵庫県代表に選出
2020年 芸術文化奨励賞
展示歴
2021年 銀座三越ギャラリー 個展
ART FAIR ASIA FUKUOKA2021(博多/GALLERY CLEF) 以降’22、’23、’24
KOGEI Art Fair Kanazawa 2021(ハイアットセントリック金沢/GALLERY CLEF) 以降’22、’23、
2022年 ART NAGOYA 2022(名古屋/GALLERY CLEF)
個展(阪急うめだ本店美術画廊)
D-artART名古屋(松坂屋名古屋店/GALLERY CLEF)
D-artART京都 (大丸京都店/GALLERY CLEF)
2023年 D-artART東京 (大丸東京店/GALLERY CLEF)
個展(銀座三越ギャラリー)
D-artART静岡 (松坂屋静岡店/GALLERY CLEF)
Fine Art collection(松坂屋名古屋店) 以降’24、’25
個展(大丸京都店)
銀座三越グループ展(干支と縁起物)
2024年 D-artART福岡天神 (大丸福岡天神店/GALLERY CLEF)
KOBE Art Marche 2024(メリケンパークオリエンタルホテル/GALLERY CLEF)以降’25
Grand Mayfull Hotel Taipei 館内装飾・LIVEペイント
Infinity Japan 2024(台北/GALLERY CLEF)
個展(阪急うめだ本店美術画廊)
2025年 ART365松坂屋名古屋店
ART365大丸高知
学生の頃から漆芸に従事し各地の重要文化財などの修復に携わる
国指定重要文化財 兵庫県「相楽園 船屋形」
重要文化財 岐阜県「南宮大社」
重要文化財 奈良県「長谷寺」「春日大社」「興福寺」埼玉県「三峯神社」
京都府「南禅寺」大阪府「住吉大社」
世界遺産奈良県「朱雀門 扁額」修復
兵庫県工芸美術作家協会 理事