作家 池原悠太の個展を開催いたします。
“クオリア”と”アフォーダンス”をキーワードに、無意識の層が重なることで見えてくる(もしくは感じる)、「わたし(あなた)にしか見えない何か」をテーマとした個展です。
5月27日・5月28日 作家在廊予定
会期 2017年5月27日(土)~6月11日(日) 会期中無休
時間 10:00~18:00
目には見えず手に触れることもできないけれど確かに感じる”何か”
「あの青々とした空の感じ」「春の夜の空気の、あの感じ」
風や光や気温やにおいといった、不定形ながらも確かな存在が、
重なり、繋がり、”主観的な感覚質”(クオリア)を体験させる。
“空虚”が在るということ。
名前をつけることの出来ない何かを形にしてみたい。
無意識をどこかへと導く自然界のアフォーダンス。
それらは尊さであり恐れでもあり、信仰へと昇華されていく。
無意識に獲得された意味を繋ぎ合わせることで
祈るべきものが何か、その片鱗が見えてくるだろうか。